3週間の休暇を終えて、チームに戻って感じたこと
こんにちは、バルセロナでまた一段とやる気に満ちているMayuです。
1週間ほど前ですが、日本での休暇を終えてチームに復帰した際の話です。
シーズンが始まり、開幕戦を終えてすぐに日本へ戻りました。
それから3週間チームを不在にしていました。
その間3試合チームに帯同できなくて、結果を日本から見守ることしかできず。
わたしの仕事については他のスタッフにまかなってもらいました。
不運なことに不在中の3試合は全て敗戦。。。
大丈夫なのか?何が起こっているのか?と気が気じゃなく、日本滞在を楽しみながらもバルセロナへ戻る日が早く来ないかと考えている状態でした。
その一方で3週間も席をあけて、「チームは機能しているからもう来なくてもいいぞ」なんて言われたらどうしよう。。。という不安もありました。
仕事がなくなっていたらと考えると、早く戻りたい気持ちの一心でした。
バルセロナへ戻った日。
次の日の練習時間を確認するため監督に連絡すると、
「帰ってきてよかった!みんな寂しがってたぞ!」と。
思わぬ一言に救われたきぶんでした。
練習への復帰日。
少し早くグラウンドに向かうと、すでに選手がひとり。
普段はそんなに話さないような口数の少なかった選手ですが、わたしを見るなり驚いて「Mayu!」と言ってくれました。
「みんな毎日、Mayuはどこにいるんだ?って聞いてたぞ!」と。
(日本へ帰ることをコーチ陣にしか言ってなかったため、選手は知りませんでした。)
そのあとも彼と話していて、
一度日本の東京と福島へサッカーの試合で行って、日本を好きになったこと
普段何をしているのか、試合がどうだったかなど
たくさんのことを話してくれました。
そのあとも他の選手やコーチがやってきて、「Mayu!待ってたぞ!」と本当にリアクション良く喜んでくれました。。
彼らは手をめいっぱい広げて迎えてくれました。
帰ってきてよかったと心から思えました。
わたしは女だし、外国人だし、思春期の彼らにとってどう思うんだろうと考えることもありました。
ただ上手く喋れなくても、普段の取り組みで届くものはあるんだと感じました。
そしてチームのみんなだけでなく、会長や役員の方々まで。
バルセロナ市郊外にあるこのチーム、本当にみんな家族みたいなんです。
会長や役員からも「Mayuは娘だと思ってる!」「俺をスペインのパパだと思ってくれ!」なんて言ってくれます。本当に温かい。
だからこそわたしも何かしら貢献したいと思わせてくれます。
チームは3週間経って、選手の入れ替わりが少しあったり、用具が変わっていたりと色々と変化があっていました。
不運も続き、敗戦が続いてしまっているようですが、これから上を向いていけるよう変わっていければと思います。
わたしは選手に対する指導も出来ませんし、何かを教えることも出来ません。
ただプレーするための良い環境を提供して、選手のモチベーションをあげることは出来るはずだと思っています。
チームを客観的にみて様子がおかしい、いつもと違う選手に気づいて声をかけることが出来るかもしれません。
コーチや他の選手には言えないような何かがあれば、話を聞いてあげることも出来るかもしれません。
チームのバランスを上手くとる、
それは女性だからこそ、の可能性もあります。
そして幸運の女神、勝利の女神になることができれば、これほど嬉しいことはありません。(わたしは運がいいので十分ありえます!)
まだまだシーズンは始まったばかり。
これからもチームの勝利のために頑張ります!
Muchas gracias por leer♡