スペインリーガ2017-18シーズン開幕!FCバルセロナユースとの対戦
こんにちは、念願の納豆を食べて幸せなMayuです。
8月末から9月にかけてシーズン開始や一時帰国への準備等でバタバタしており、ブログの更新が減ってしまっていました。
9月3日より、Juvenil(ユース)チームのシーズンが開始しました。
DIVISIO HONOR JUVENILというスペインのユースカテゴリーでは最も高いレベルのリーグになります。
初戦の相手は、なんとFCバルセロナのユースAチームです。
FCバルセロナユースのグラウンドや設備
戦いの場は相手のホームグラウンド、Ciutat Esportiva Joan Gamperという場所です。
メッシなどが在籍するFCバルセロナの練習グラウンドにもなります。
ロッカールームなどの設備もきちんとしていて、とっても広いんです。
手洗い場もちゃんと温度調節ができます。
つくづく財力の違いを感じました。笑
外の敷地内にはグラウンドが5つほどありました。
全て天然芝です!(めっちゃ綺麗)
アップのときにピッチに入りましたが、天然芝がふわふわしていて違いを見せつけられました。
ここはちょうど半年前、わたしが色んなチームにアクションをかけていたときに訪れた場所でもあります。
FCバルセロナ相手にとんでもない、不可能だなんてことはわかっていましたが、とりあえず一度行ってみないと!という気持ちで訪れました。
普段練習をおこなっているような時間帯に伺ったのですが、FCバルセロナは基本的に練習非公開のため、中に入ることはできませんでした。
敷地内の中にすら入ることができなかった私が、今こうして対戦相手としてピッチに踏み入れるということに感動を覚えました。人生は何があるかわかりません。
試合開始!前半の流れ
無事にアップを終え、最後にみんなでロッカールームで気合を入れて、
いざ試合へ。
相手はきっと未来のスターの卵がたくさんいるんだろうなと。
試合を見守っている間はもう本当にドキドキが止まりませんでした。
すると前半の途中でセットプレーを獲得。
フリーキックに合わせてボールをゴールに押し込み、見事先制!!
もうあっけに取られて、そのあと立ち上がって喜びまくりました。
軽く踊りました。
しかしそのあと前半のうちに、相手チームのミドルシュートが突き刺さり、1対1の同点に戻されてしまいました。
ハーフタイム、ホペイロにとって大事な時間
ロッカールームの鍵を管理していたわたしは、前半45分が終わる前にロッカールームに戻りました。
もう1分でも見逃すのが怖い、といった状態でしたが、この仕事は基本的にそんなに試合を見れないので仕方ありません。
アウェーの試合となると冷蔵庫を使えるわけでもないので、支給されたペットボトルの水(常温)しかありません。氷なんてもちろんありません。
そのため自分で持参しておいた氷を使って、コツコツとボトルに冷たい水を作ります。もちろんそんなに多くは作れませんが。
まだリーグ開始早々なため、今は効率的な方法を模索中です。
慣れてきてなんとなく要領がわかってきたところで、自分にできるベストなマネジメントが出来ればいいなと思います!
ハーフタイムの間は選手がロッカールームに続々と戻ってきて、少し時間を置いてから監督の話に入ります。
その間やりたいことは山ほどありますが、選手の邪魔にはなってはいけないし、まして監督の邪魔になってもいけません。
監督の話を聞いている間はみんな静かになって話に集中するため、何か作業をするのも気が引けてしまいます。(それよりも話に集中してほしいから、わたしも手を止めるという感じですが。)
しかし話が終わるとすぐにグラウンドに向かうので、準備しておかなければならないんです!この一瞬の時間が本当に大事になってきます。
上手く時間や用具を使ってスムーズにしなければな、というのが今の課題です。
試合を重ねるにつれて、経験を積んでいこうと思います。
決着をつける後半開始!
そしていよいよ、後半開始。
後半が始まってからも緊迫した状態が続きましたが、途中相手チームに1点許してしまい2対1で逆転されてしまいました。
まだ諦めるには早すぎるので、ひたすら選手やコーチ陣を信じて応援。
手を組んで祈るように見守っていました。
すると後半35分頃だったでしょうか、うちのチームの選手がカウンターで飛び出しキーパーと1対1。見事点を決めてくれて、2対2の同点になりました!
もう同点になった瞬間、涙々。
選手たちよくやってくれた、、ともう感動が止まりませんでした。
そのあとは上手く時間を使って試合を運びました。
キーパーも好セーブでたくさんチームを救ってくれました。
そして2対2のまま試合終了。
昨シーズン、圧倒的な強さでリーグ優勝をしたFCバルセロナユースAチームを相手に、アウェイの地で貴重な勝ち点1を手に入れました。
試合が終わった途端に、控えの選手やベンチに入れなかった選手たちと一緒にピッチに入り、喜びを分かち合いました。
キーパーとキーパーコーチが共に抱き合っているところを見て、胸が熱くなりました。
こんな壮絶で印象的な試合を初戦に見られるなんて、わたしは本当に幸せ者だと感じました。
この勢いのまま、次戦も勝利へと突き進んでほしいと思います!!
というところで悲しくも、わたしは日本一時帰国へ。
このままずっとチームについてサポートをしたいと思いましたが、、
ここはグッとこらえて日本へ。
日本からでも変わらず気持ちを一つにして、応援を続けたいと思います。
¡Vamos a seguir!
Muchas gracias por leer♡