スペイン在住なでしこホペイロのブログ

バルセロナのサッカーチームで活動する女性ホペイロの日々を記録しています。

日本で働いていた頃の会社員時代のお話

こんにちは、朝一でブログを書いているMayu(@Jope_Mayu)です。

最近わたしは幸せ者だなあと感じることが多々あります。

 

先日Instagramでじぶんの考え込んだことをぼやいたのですが、思いもよらぬ励ましの言葉を頂きました。

会社員時代の先輩から「どんな私(Mayu)も大好きだよ〜」なんていう涙腺が崩壊しそうなお言葉をかけてもらったり、会社員時代のお客様からも応援してるよっていう一瞬で笑顔になるお言葉をかけてもらったり…

私はつくづく人間関係に恵まれて、幸せな社会人生活を送らせてもらってたんだなあと実感します。

 

今でこそ会社を辞めてスペインで暮らしているので、会社員時代が辛かったから仕事を辞めたのかと思われるかもしれませんが、全くそうではないんです。むしろ幸せな日々で、後ろ髪を引かれる思いで辞めてしまったという感じです。

 

私は新卒で入社したので、職場の人たちは皆先輩ばかり。新卒の子を抱える部署なんて指導したり仕事に慣れさせたりするのに時間を割いて大変だろうし、まして何かミスでもして迷惑をかけてしまったら尻拭いまでしなければいけないし。。

きっと私の知らないところでたくさん追加の業務をさせていたんだろうと思います。それでも先輩方は本当に温かい人たちばかりで、未熟な私を受け入れてくれました。

早く帰れる最初の1年のうちは、気にせず早く帰っとき!なんて言って、先輩方は仕事がたんまり残っているのに私だけ早く帰らせてもらったり。私が担当を持ってからは、仕事が長引くと「大丈夫?何か手伝おうか?」なんて言葉をかけてもらったり。一緒にペアを組んでいた先輩営業さんは私が初めて担当を持ったとき、私の知らないところでお客様にフォローを入れてくださっていたり。

 

 

こうやって挙げてみるとキリがありませんが、いつも気にかけてくれて時に笑わせてくれる素敵な先輩方でした。だからこそ私も「足を引っ張らないようにしよう」「少しでも部の成績に貢献したい」と思いながら仕事に取り組むことができました。

 

また私は内勤の営業という職種だったので、お客様との関わりも多くありました。メールや電話が中心になるのですが、みなさん本当に温かいし面白い。職場で私1人だけ笑いながら電話をしていたこともあったんじゃないかと思うほど。

鹿児島のお客様を中心に担当させて頂いていたのですが、本当に優しい方ばかりでした。私は鹿児島に育てられたといっても過言ではありません。まだまだ未熟な内勤営業だったので、もっと実力があればお客様に何か貢献できたかなと思うと悔しい限りです。

今でもこうやって応援の言葉を頂いて。仕事の付き合いがなくなった今も、こうして覚えてくださってやり取りさせてもらえることって本当に素敵なことですよね。

 

これは九州の特徴なのかな?特に東京などの大都市に比べると、仕事においても何においても人情が重視されるように思います。九州では一緒にたくさんお酒を飲める人に発注する、なんていう話もありました。笑

 

私の父もそういった傾向にあったと思います。(大酒飲みっていうわけではないですよ!笑)いつも「あなたから買いたいから」っていう理由で注文をもらっていました。

発注してくれる人になんでそう思うのか聞いたら、「売って終わりじゃなくて、売った後のアフターフォローもしっかりしてくれるんだよ。それに何かあったらすぐ来てくれて、解決したらお金はいらないから〜なんて言ってさっと帰っていく。だからお父さんから買いたいって思うんだよ。」商売人の父の性格が現れている部分。私は本当に尊敬しています。

 

こういう考え方は利益の面では適しているとは言えませんが、心を大事にしてお仕事するというところが私は好きです。こういう助け合いの精神で成り立っているんだなと思うと、世の中捨てたもんじゃないなって思います。

 

本当はこのことを書こうと思って、ブログを書き始めたわけではなかったんです。。前置きのつもりで書いていたらだいぶ長くなってしまい、しまいには感動して泣きながら書いてました。笑 もはやメインの内容みたいですね。

Muchas gracias por leer♡